国別旅行ルール

香港は亜熱帯に属し、暑い季節が長いです。一応日本のように四季があります。沖縄に近い気候ですが、1年を通じて湿気が多いのが特徴です。

香港は中国語と英語が公用語になっていますが、英語は通じないこともチラホラあります。

香港はフリーWi-Fi普及状況が日本と比較しても、かなり進んでいると言われています。香港政府が運営しているフリーの「GovWiFi」は、街中のいろんなところで利用可能です。また市内の公共交通機関の地下鉄では、15分間無料でネットへの接続が可能で、どこへ行くにも便利と言えます。主要な観光スポットやショッピングモール、レストランやカフェのチェーン店でもフリーWi-Fiが完備されているところが多いです。
頻繁にネットを利用したい人は、現地の電話会社や日本国内で有料Wi-Fiをレンタルするのがおすすめ。現地空港の到着ロビーではSIMカードが安価で販売されています。プランにより価格が変わるので、現地での滞在日数や利用頻度、速度に合わせて選んでください。

【香港】
通貨単位は香港ドル（HK$）とセント（￠）。
＊詳しくは上記の為替レートをご覧ください

紙幣は1000HK$、500HK$、100HK$、50HK$、20HK$、10HK$の6種類。硬貨は10HK$、5HK$、2HK$、1HK$、50￠、20￠、10￠の7種類です。
香港には発券銀行が3つあるため、紙幣のデザインが複数あることに注意が必要です。消費税はかかりません。
クレジットカードはVISAとMasterCardの汎用性が高いです。JCBは使えないお店が多い印象です。

香港ではイギリス文化の名残としてチップの習慣が根強いです。レストランでは合計金額の10％がサービス料として上積み請求されるので、おつりの小銭を残す程度でよく、大衆食堂やファストフード店ではチップ不要です。ホテルのトイレでは2～5HK$、ベルボーイや部屋係には10HK$が目安となります。

電圧は220Vで周波数50Hz。プラグは現在BFタイプに統一されていますが、古いホテルなどではBタイプが残っていることもあります。日本国内用の電化製品はそのままでは使えないので、変圧器が必要です。

水道水は飲用可とされていますが、水道管が非常に汚れている恐れがあるため、生水は飲まないほうがいいと思います。

他の国と比べると、比較的トイレの数が少ないです。そして汚いことが多いです。高級ホテルやショッピングセンターですませることがベター。

仏教・道教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、シーク教、ユダヤ教など。

繁華街でのスリや人通りの少ない場所や郊外での強盗被害が増えているので、注意が必要です。以前からあるだましや詐欺まがいのトラブルに加えて、いかさま賭博による詐欺事件も報告されているので要注意です。また、デモや集会に遭遇しても近づかない方が無難です。

東京から香港までのフライトは、直行便で行きが4時間35分～5時間10分、帰りが4時間15分～4時間35分。大阪からは行きが約4時間15分、帰りが3時間40分～4時間10分。現在11社の直行便が運航しています。

エアポートエクスプレスを使って空港に行く場合、香港駅と九龍駅には、航空会社のチェックインカウンターがあり、搭乗券の受け取り、荷物のチェックインができます。基本的にすべての航空会社の便が可能ですが、出国審査は空港で行うので、便出発の1時間半前をめどにエアポートエクスプレスに乗車しましょうう。

香港のバスは便数が多く、香港のほぼ全域をカバーしているのでオススメです。 運賃は走行距離ごとに異なります。現金支払いの場合はお釣りのないように用意しておいてください。香港ではどのバスでもオクトパスカードで料金を支払えるので便利です。

タクシーは大通りで捕まえるか、電話で呼ぶことができます。どのタクシーも料金はメーター制で、比較的安く、空調も完備されていて清潔なのでオススメです。

香港では、MTRは香港の主要地を網羅しているので、最も手軽で速く、効率的な移動手段と言えます。他には香港の昔ながらの交通手段であるトラムという二階建ての電車もあります。